誰かと共に働いていると、目の前の課題や足りない部分に意識が向き、その人がいてくれることへの感謝を忘れてしまうことがあります。
けれどパウロは、共に福音にあずかる人々を思い起こすたび、神に感謝し、喜びをもって祈りました。
この記事では、2026年9月17日に寄せて、ピリピ人への手紙1章3〜5節の御言葉を紐解きながら、共に歩む人の存在を感謝し、祈りと慈しみによって協働を支えるためのメッセージをお届けします。
Podcast 〜今日の言葉を音声で〜
※本Potcastと動画は、本記事をもとに、NotebookLMを活用して制作しています。

本日の聖書の一節
ピリピ人への手紙 1章3〜5節(KJV)
あなたがたを思い起こすたびに、
私は私の神に感謝します。
あなたがたすべてのために祈るたび、
いつも喜びをもって祈ります。
それは、最初の日から今日まで、
あなたがたが福音にあずかってきたからです。
“I thank my God upon every remembrance of you,
Always in every prayer of mine for you all
making request with joy,
For your fellowship in the gospel
from the first day until now;”
Message:命は、一つの力だけで育つのではありません。光と水と土がそれぞれの働きを差し出すように、私たちの歩みも、多くの人の祈りや支えによって養われています。共に歩む人を感謝のうちに思い起こすとき、関係の内側に再び潤いが巡り、同じ希望へ向かう力が静かに育っていきます。
9月は、「協働する」というテーマの中で歩んでいます。
共に考えること。
共に働くこと。
互いの賜物を持ち寄ること。
けれど協働を支えているのは、目に見える働きだけではありません。
今日の御言葉でパウロは、ピリピの人々を思い起こすたびに神へ感謝し、
彼らのために喜びをもって祈ると語っています。
今日の曜日テーマは、慈しみ(Misericordia)です。
慈しみとは、相手の弱さをただ補うことではありません。
その人がすでに差し出してくれているものに気づくこと。
共に歩んできた時間を大切にすること。
離れているときにも、その人の働きが守られるよう祈ることです。
パウロは、ピリピの人々を単なる支援者として見ていたのではありません。
「福音にあずかる人々」、つまり、同じ希望を受け取り、
同じ働きを共に担う仲間として覚えていました。
協働が長く続くと、相手の存在が当たり前に感じられることがあります。
できていないこと。
意見が合わないこと。
期待していた反応が返ってこないこと。
そうした部分ばかりが見えると、共に歩めることの尊さを見失ってしまいます。
けれど、今日の御言葉は、まず感謝から相手を見つめ直すように招いています。
あの人がいてくれたから、続けられたこと。
あの言葉によって、励まされたこと。
自分にはない賜物によって、支えられたこと。
それらを思い起こすとき、心の中で固くなっていたものが、少しずつほどけていきます。
祈ることもまた、大切な協働です。
すぐに手を貸せないとき。
何と言えばよいか分からないとき。
相手が遠くにいて、直接支えられないとき。
その人を神の前に覚え、守りと導きを願うことができます。
祈りは、相手を自分の思いどおりに変えるためのものではありません。
その人に与えられている歩みを尊び、必要な力と恵みが注がれるように願うことです。
今日、共に歩んでいる誰かを一人、思い起こしてみてください。
不足しているところではなく、その人から受け取ったものを見つめてみましょう。
そして、心の中だけで終わらせず、短い言葉でも感謝を伝えてみてください。
「一緒に歩んでくれて、ありがとう」
その一言が、疲れている誰かの心を支え、
共に続けていくための新しい力になるかもしれません。
あなたの今日が、共に歩む人の存在を当たり前にせず、
感謝と祈りによって互いを支え、
慈しみの中で希望の働きを育てる日となりますように。
心が「協働する」ことから離れそうな時の整え方
・心で整える(10〜20秒):共に歩んでいる人を一人思い浮かべ、
「この人を通して、私は何を受け取っているだろう」と問いかけます。
そして、その存在を神に感謝します。
・手で整える(1〜3分):その人から受け取った助けや励ましを一つ書き、
短い感謝の言葉を届けます。
・言葉で整える(一言):「共に歩む人を感謝し、祈りと慈しみで支えます。」
祈りの言葉
主よ、共に歩んでくれる人々を感謝します。
その人から受け取った慈しみを忘れず、
あなたが与えられた賜物を尊ばせてください。
祈りと感謝、誠実な愛によって、
互いに支え合うことを教えてください。
Lord, thank You for those who walk beside me.
Help me remember their kindness
and honor the gifts You have given them.
Teach me to support them with prayer,
gratitude, and faithful love.
この小さな言葉が、どこかの心に静かな平和をもたらしますように。
よろしければ、周りの方と分かち合っていただけり、必要としている方へそっと届けていただけると嬉しいです。
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