励まし支え忍耐をもって寄り添う聖書の言葉|テサロニケ第一5:14

テサロニケ人への第一の手紙5章14節の「気落ちしている人を励まし、弱い人を支え、すべての人に対して忍耐強くありなさい」という聖書の言葉とヒルデガルトの光を掲載した、蔦や白い薔薇、ローズマリーと支え合う手の装飾に囲まれ、修道院の薬草園で互いを励ましながらハーブを摘む四人の女性


誰かを支えたいと思っていても、どのように声をかければよいのか、何をすればよいのか迷うことがあります。
聖書は、すべての人に同じ接し方をするのではなく、その人の状態に応じて戒め、励まし、支えるようにと教えます。

この記事では、2026年9月10日に寄せて、テサロニケ人への第一の手紙5章14節の御言葉を紐解きながら、相手を急かさず、忍耐と慈しみをもって共に歩むためのメッセージをお届けします。


Podcast 〜今日の言葉を音声で〜

※本Potcastと動画は、本記事をもとに、NotebookLMを活用して制作しています。


テサロニケ人への第一の手紙5章14節の「気落ちしている人を励まし、弱い人を支え、すべての人に対して忍耐強くありなさい」という聖書の言葉とヒルデガルトの光を掲載した、蔦や白い薔薇、ローズマリーと支え合う手の装飾に囲まれ、修道院の薬草園で互いを励ましながらハーブを摘む四人の女性
弱った歩みに静かに寄り添い、慈しみと忍耐をもって共に進む。

本日の聖書の一節

テサロニケ人への第一の手紙 5章14節(KJV)

兄弟たち、あなたがたに勧めます。
秩序を乱す人を戒め、
気落ちしている人を励まし、
弱い人を支え、
すべての人に対して忍耐強くありなさい。

“Now we exhort you, brethren,
warn them that are unruly,
comfort the feebleminded,
support the weak,
be patient toward all men.”


Message:弱った命が再び力を取り戻すためには、その状態にふさわしい手当てが必要です。あるものには支えを、あるものには励ましを、あるものには静かに待つ時間を。慈しみ深い関わりによって、それぞれの内なる緑の力は守られ、共同体全体を潤す生命へ育っていきます。

今日の御言葉には、人と関わるための四つの姿勢が示されています。

戒めること。
励ますこと。
支えること。
そして、忍耐すること。

同じ共同体にいても、一人ひとりの状態は異なります。

進む方向を見失っている人。
心がくじけそうな人。
自分の力だけでは立ち続けられない人。

そのすべてに同じ言葉をかければよいわけではありません。

9月のテーマは、「協働する」。
今日の曜日テーマは、慈しみ(Misericordia)です。

協働するとき、
私たちは相手にも自分と同じ速さや方法を求めてしまうことがあります。

「どうしてできないのだろう」
「もっと早く進んでほしい」
「私と同じように考えてほしい」

その思いが強くなると、共に働いているはずなのに、
いつの間にか誰かを置き去りにしてしまいます。

慈しみとは、相手の弱さを見ないふりすることではありません。

今、その人に何が必要なのかを丁寧に見極めることです。

方向を正す言葉が必要なときもあります。
安心できる励ましが必要なときもあります。
言葉ではなく、そばで支える手が必要なときもあります。

大切なのは、自分の正しさを示すためではなく、
その人が再び歩き出せるように関わることです。

そして聖書は、最後に「すべての人に対して忍耐強くありなさい」と語ります。

人の成長には、それぞれの時間があります。

すぐに変化が見えなくても、差し出した言葉や助けが無駄になったとは限りません。
見えないところで心に残り、必要なときに芽を出すことがあります。

協働とは、強い人だけで進むことではありません。

疲れた人を待ち、弱っている人を支え、
互いの歩幅を確かめながら、共に目的へ向かうことです。

今日は、身近な人の様子を静かに見つめ、

「この人には今、どのような支えが必要だろう」

と考えてみてください。

あなたの今日が、相手を急いで変えようとする日ではなく、
その心に寄り添い、励ましと忍耐をもって共に歩む一日となりますように。


心が「協働する」ことから離れそうな時の整え方

・心で整える(10〜20秒):一度呼吸を整え、
「今、この人に必要なのは、正しさだろうか、励ましだろうか」と問いかけます。
そして、「主よ、慈しみをもって寄り添わせてください」と祈ります。

・手で整える(1〜3分):気にかかっている人へ、
励ましや感謝を伝える短いメッセージを一つ送ります。

・言葉で整える(一言):「相手の歩幅を尊び、忍耐と慈しみをもって支えます。」


祈りの言葉

主よ、人を慈しむ道を教えてください。
導くための知恵と、
励ますための優しさ、
支えるための力をお与えください。
すべての人に忍耐をもって寄り添い、
共に歩ませてください。

Lord, teach me how to care for others.
Give me wisdom to guide,
gentleness to encourage,
strength to support,
and patience to walk beside everyone.

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ベネディクトを知る

朝の光に包まれた修道院へ続く石畳の小径と白い花々の風景

このページは、ヒルデガルドを理解するための「祈りの秩序」の入口です。
シリーズ全体の案内と、各テーマへの導線はトップページにまとめています。


慈しみの木曜に捧ぐ聖書の言葉たち


テサロニケ人への第一の手紙からの聖書の言葉たち


これまでの聖書の言葉のまとめ

2026年 本日の聖書の言葉 年間テーマ 明晰・解放・回復
2026年9月 本日の聖書の言葉まとめ 協働する30日

感想ノート

このメッセージに触れて気づいたことや感じたことを
ぜひコメントに残してくださいね。

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