育て直そうとするとき、私たちは今どれだけ整っているか、どこまで進めているかを気にしやすくなります。
けれど祝福の視点は、今の不完全さだけでなく、すでに始められている良いわざにも目を向けさせてくれます。
この記事では、2026年4月26日に寄せて、ピリピ 1:6 の一節を紐解きながら、主が始められた良いわざを信じ、途中にある自分をやさしく受け取りながら歩むためのメッセージ をお届けします。

本日の聖書の一節
ピリピ人への手紙 1:6(KJV)
あなたがたのうちに良いわざを始められた方は、
キリスト・イエスの日までにそれを完成してくださると、
わたしは確信している。
“Being confident of this very thing, that he which hath begun a good work in you will perform it until the day of Jesus Christ:”
Message:まだ咲ききらぬ蕾のうちにも、完成へ向かういのちの約束は静かに満ちています。
今日の御言葉は、途中にいる私たちへ、深い安心を差し出しています。
良いわざを始められた方は、それを完成してくださる。
この言葉は、「もう完成していなさい」と迫るものではありません。
むしろ、まだ途中であること、まだ整いきっていないこと、そのただ中にある私たちへ向けて、
それでも主は働きをやめておられない と語っています。
私たちは、自分の未完成さを見ると不安になります。
まだ足りない。
また揺れてしまった。
思ったより進んでいない。
そんなふうに、今見えている不完全さだけを見つめると、
歩み全体が止まっているように感じてしまうことがあります。
けれど聖書は、視線を少し先へ、そして少し深く向けさせます。
今の自分だけで判断するのではなく、
始めてくださった方の働き を信頼しなさい、と。
4月のテーマ「育て直す」に照らしてみると、
育ち直しの歩みは、私たちがひとりで完成へ押し上げるものではありません。
むしろ、主がすでに始めてくださったものに、
こちらも少しずつ応えていく歩みです。
ときに遅く見える日もあるでしょう。
崩れたように思える日もあるでしょう。
けれど、それで「何も進んでいない」とは限りません。
土の中で根が伸びるように、
見えないところで良いわざは続いています。
日曜日は、欠けを数えるよりも、
すでに始められている恵み を見つめ直す日にふさわしい日です。
前より少しやわらかくなったこと。
前より少し立ち止まれるようになったこと。
前より少し主を思い出せるようになったこと。
そうした小さな変化もまた、
良いわざが今も続いているしるしです。
今日は、完成していない自分を責める代わりに、
主が始めてくださったものは、今も生きている
と受け取ってみてください。
祝福とは、出来上がった姿だけに宿るのではなく、
こうして主の手の中で育てられている途中にも、静かに宿っています。
心が「途中の自分を信じたい」と願う日の整え方
・心で整える(10〜20秒):静かに息を吸って、心の中でこう唱えてみましょう。
「主が始められた良いわざは、今も私のうちで続いている。」
・手で整える(1〜3分):最近の自分の中で、「まだ小さいけれど前と違う」と感じることを一つだけ書いてみましょう。
それがどんなにささやかでも、良いわざのしるしとして受け取ってみてください。
・言葉で整える(一言):「途中にあることは、止まっていることではない。」
祈りの言葉
主よ、すでにわたしのうちに始めてくださった良いわざを感謝します。
未完成なところばかりが見えるときも、なおわたしを形づくっておられるあなたの真実な御手を信頼させてください。
Lord, thank you for the good work you have already begun in me.
When I only see what is unfinished, teach me to trust your faithful hands that are still shaping my life.
この小さな言葉が、どこかの心に静かな平和をもたらしますように。
よろしければ、周りの方と分かち合っていただけり、必要としている方へそっと届けていただけると嬉しいです。
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象徴的なヴィジョンは、理解を急がず順を追って読むほど、聖書の理解と祈りの輪郭を静かに深めていきます。
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