気持ちが固くなると、赦すことも、優しくすることも難しくなります。慈しみは弱さではなく、関係を生かす温度。今日は“身にまとう”ように慈しみを選び、赦しの道を静かに整えましょう。
この記事では、2026年01月22日に寄せて、コロサイ 3:12-13の一節を紐解きながら、慈しみと赦しで心をほどき、関係を整えるためのメッセージをお届けします。
本日の聖書の一節
コロサイ人への手紙 3:12-13(KJV)
だから、神に選ばれた者、聖なる愛される者として、深い慈しみ、親切、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。
互いに耐え忍び、もし不満があるなら赦し合いなさい。キリストがあなたがたを赦したように、あなたがたも赦しなさい。
“Put on therefore, as the elect of God, holy and beloved, bowels of mercies, kindness, humbleness of mind, meekness, longsuffering;
Forbearing one another, and forgiving one another, if any man have a quarrel against any: even as Christ forgave you, so also do ye.”
Message:赦しは、魂をほどき、慈しみの温度を戻す。
ここで語られる慈しみは、感情が自然に湧く“やさしさ”ではなく、身にまとう選択として描かれています。心が傷ついている時や、相手に腹が立つ時、私たちは自分を守ろうとして固くなります。けれどパウロは言います。「慈しみを着なさい」。つまり、心の温度を少し上げる装いを、意志で選べるということ。
続く「耐え忍び、赦し合いなさい」は、何でも許して我慢するという意味ではありません。赦しは、相手の行為を正当化することではなく、自分の心を憎しみに縛られないための解放です。抱え続けると、相手より先に自分が消耗します。だから赦しは、あなたの魂を守る行いでもあります。
「キリストが赦したように」という言葉は、私たちが“赦せる人間”だからではなく、先に赦しを受け取った者として、同じ光を少しだけ返していくため。今日、完全な赦しができなくてもいい。まず一段、言葉を柔らかくする。相手を決めつける前に事情を想像する。その小さな慈しみが、関係の空気を変え、あなたの心をほどいていきます。
心が「固い・許せない」な時の「整え方」
・心で整える(10〜20秒):静かに──「主よ、慈しみを“着る”力をください」。
・手で整える(1〜3分):相手の名前(または状況)を書き、横に一言だけ「私の心を守るために、少し手放す」と書く。
・言葉で整える(一言):「私は、慈しみを身にまとう。」
祈りの言葉
主よ、今日、私に慈しみと親切を身に着けさせてください。赦された者として赦す力を与え、苦さから私の心を解放してください。
Lord, clothe me with mercy and kindness today. Help me forgive as I have been forgiven, and free my heart from bitterness.
ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの幻視書「Scivias」の翻訳と解説については、
こちらをご覧ください。
Scivias ― ヒルデガルトの神秘ヴィジョン集
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