一年の終わりは、静かに振り返るための「余白」が与えられる時でもあります。できたことも、できなかったことも、すべてを抱えたまま、まずは恵みを数える場所へ戻ってみましょう。感謝は、過去を美化するためではなく、魂を軽くして新しい年へ歩むための灯です。
この記事では、2025年12月31日に寄せて、詩篇 103:2の一節を紐解きながら、受け取ってきた恵みを思い出し、感謝のうちに一年を整えて締めくくるメッセージをお届けします。
本日の聖書の一節
詩篇 103:2(KJV)
わが魂よ、主をほめたたえよ。主が与えてくださったすべての恵みを忘れるな。
“Bless the LORD, O my soul, and forget not all his benefits:”
Message:感謝は、魂の闇に灯る金の光。
この一節は、気分が上がっている時の賛美ではなく、むしろ魂に向けて静かに呼びかける言葉です。「忘れるな」と言うのは、私たちが簡単に“恵み”を見失うから。疲れている時ほど、痛みや欠けた部分だけが拡大され、支えられてきた事実が小さく見えてしまいます。
今日、あなたが思い出したいのは「完璧な一年」ではありません。守られた瞬間、助けられた出来事、続けられたこと、やり直せたこと。たとえ小さくても、それは確かに恵みです。恵みを数えると、心は静かに整い、後悔の棘は丸くなっていきます。
一年の締めくくりは、評価ではなく感謝で。感謝は、あなたの魂を“明日へ向かう形”に整えてくれます。
心が「後悔・自己否定」な時の「整え方」
・心で整える(10〜20秒):胸に手を当て、ゆっくり一度だけ「恵みを忘れない」と心の中で言う。
・手で整える(1〜3分):恵みを3つだけ書く(例:守られたこと/助けられたこと/続けられたこと)。
・言葉で整える(一言):「私は、恵みを数えて年を閉じる。」
祈りの言葉
主よ、あなたの恵みを思い出させ、この一年を感謝の心で締めくくらせてください。
Lord, help me remember Your blessings, and end this year with a grateful heart.
ヒルデガルド・フォン・ビンゲンの幻視書「Scivias」の翻訳と解説については、
こちらをご覧ください。
Scivias ― ヒルデガルトの神秘ヴィジョン集
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